オーストリアで娘を保育園に!?慣らし保育の経験談【前編】

出産・育児
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仕事復帰が急に決まり、生後11ヶ月の娘を保育園(Kinderkrippe)に預けることになりました。

慣らし保育(Eingewöhnung)に取れる時間はわずか2週間…。
オーストリアの慣らし保育事情をレポートします。

慣らし保育1日目

8時から9時の1時間のみお邪魔しました。

ぱらぱらと全部で6人ほど子どもがやってきました。午前のおやつとして8時頃に食事が用意されます。これが、なんと、小さく切ったりんご(しかも皮付き!)とバナナ、バターを塗ったパン、きゅうり。。

娘はまだりんごとかは噛み切れなくてオエってなってしまうし、家では赤ちゃん用ビスケットとか、ライスワッフルとかしかあげてなかったので、結構衝撃でした。

他の子ども達は(もちろん娘よりも大きいですが)喜んで食べていましたが…。

→これを機に、家でも生のフルーツをおやつとしてあげるようになりました。
フルーツ、切るだけだし健康的だし、アリ!と思えるようになりました。

娘は最初おとなしく遊んでいたのですが、食事中にいきなり火がついたように泣き出し、その後はずっとグズグズしていました。私も側にいたので、さみしいとかではなく、新しいものばかりでびっくりしてしまったのでしょうか。

あとは室内の温度が寒くて、床も冷たいので、夏はいいだろうけど今(2月)は…娘はまだまだはいはいメインなので、ちょっと心配。暖かい靴か分厚い靴下が必要だな。

これから慣れることができるのでしょうか。焦りばかりがつのります。

慣らし保育2日目

この日も8時〜9時の滞在。

前日と違って突然泣き出すことは有りませんでした‼(ビックリです。)

おやつのバナナも手づかみで少し食べていたようでした。また今日は娘用にサクッとした食べやすいパンも出してもらって、興味深そうに口に入れていました。

おやつのあと、10分ほど席を外すように言われ、「バイバイ、またね」と言って別の階へ行きました。

きっと泣いちゃうだろうな〜と思っていましたが、なんとほとんど泣かず。10分後降りていったときに部屋の外から娘の泣き声がして、かけつけましたが、どうやら他の子が娘をふんずけた?みたいで、そのせいで泣いていたようです。

つまり私が恋しくて泣いていたわけでは有りませんでした…。

ちょっと複雑な気持ちですが、何より娘が新しい環境に順応しつつあることがうれしいです。少し希望の光が見えてきたかな。

明日もうまくいきますように。

慣らし保育3日目

今日はなんと初っ端から離れ離れにされました!

コーヒーを淹れてもらい、「バイバイ〜、〇〇ちゃん」と言って上の階へ。

下の階の様子は音で何となく分かるのですが、娘は一度ちょっと泣いただけで、それ以外は楽しく遊んでいたようです。明確な理由はなかったのですがおそらく退屈だったのかな。保育士さんによると絵本がお気に入りだった様子。

まだお友達と遊んだりはできないですが、いろいろな子どもたちに囲まれて、たくさん刺激を受けたと思います。

上の階に行くときに「有益な本ですよ」と言って渡されたこの本。

Tatsächlich – der 1. Tag ist da!

ドイツ語ですが、Eingewöhnung(慣らし保育の過程のこと)について詳しく書いてあって、大変興味深く、1時間では読みきれなかったのですが、貸し出してくれたので、家でも引き続き読みたいと思います。例えばこんな内容。

保育園(に限らず、子どものお世話をするところ)には、自宅にはない刺激がたくさんあって、それは有益にもなり得る反面、ストレスにもなり得ます。また、新しい環境、新しい規則等に慣れることはもちろん子どもにとっては乗り越えなければならない壁です。親はこれに対し、「子どもを預けて自分の時間を作るなんて」と罪悪感を抱いてしまいがちです。しかし、自分の子どもはそれを乗り越えられる能力があるのだ、と信じ、常に前向きな姿勢を保つことが大切です。

コーヒーを淹れてもらってソワソワしながら待つ。

慣らし保育4日目

今日も初っ端から別々に。分かれる間際に少し泣いちゃってました。

コーヒーを渡され読書…のつもりでしたが子ども服をネットで見ていたら時間があっという間に過ぎていました。

その間娘の泣き声がして、結構ひど目に泣いていたのでハラハラ。何故か自分も泣きそうになる。あとから聞いた話によると、おやつを食べているところだったとのこと。何かをのどにつまらせたのでしょうか。

その後病院の予定もありこの日は娘にとってかなりストレスフルな一日になってしまいました…。娘のことがかわいそうで、申し訳なくて、つらい気持ちになりました。

慣らし保育5日目

私は職場復帰の予定日2週間前からの慣らし保育スタートだったので、ブーストをかけるためこの日は2時間のお別れ。

2時間は長いので一旦おうちに帰りました。何となくソワソワしながらも掃除や洗濯などをダラっとやりました。

迎えに行くと、ちょっと泣いたような顔をしていました。やはり少し泣いてしまったみたいです。

帰り道はいつもどおり眠りにつき、2時間位お昼寝をしました。

たくさん刺激を受けて疲れてしまったんだね。保育園で寝られるようになるまではまだまだ時間がかかりそうです。

慣らし保育6日目

今日も2時間コース。

待っている間に一時帰宅し、買い物と離乳食のストックづくりを済ませました。

迎えに行くと保育士さんにだっこされながら笑いかけてくれる娘。尊い。

「いい子でしたよ」と言ってもらえました。

帰る間際にオムツ替えをしてもらったのですが、激しく泣いているのが聞こえました。多分私の顔を見たあとだったので、帰れると思ったらオムツを替えられて、びっくりしたのかな。

後半に続きます!

ちなみに、上記の慣らし保育に関する本をナナメ読みしたのですが、慣らし保育の期間は3〜8週間計画しておくのがよいとのこと。

私の場合仕事復帰まで時間がまったくなく、2週間しか時間が取れなかったことは、本当に反省点です。今の所、娘はとても頑張ってくれていますが、帰ってくると爆睡するところから、やはりかなりエネルギーを消費してしまうのだと思います。

来週以降私が働き始めたらどうなるのか、とっても不安です。義父(Opa)に時間があれば娘を早めに迎えに行ってもらえるように頼み、少しでも娘の負担を減らせるように考えていきたいと思います。また、1ヶ月試してみてやはり難しいのであれば、勤務時間を減らしてもらえるように訴えてみようと思っています(できるかどうかはわかりませんが)。

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