アラサーが日本にいながらドイツの仕事を探した話(ビザなし・ドイツ語B1)

仕事・キャリア
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ワーホリでドイツに行くのもありだけど、他に選択肢はないの?

という方の参考になれば幸いです。

ドイツで働きたい

わたしは日本で暮らしていましたが、今の旦那との遠距離恋愛に疲れ、
ドイツに行きたいと考えていました。
しかし、当時の私にとってドイツ現地就職というのはかなりハードルの高いものでした。
なぜなら、

①ドイツに暮らしていない。ビザや滞在許可がない。
Linkedinなどのオンラインポータルから応募してみることはありましたが、
よほどの専門知識や特殊な能力がない限り、会社側からしてビザもない日本人を呼び寄せるメリットはほとんどありません。同じ日本人ならワーホリなどですでにドイツにいる日本人を雇ったほうが早いですし。

②ドイツ語の知識がない。
当時はドイツ語の勉強を初めたばかりで、ゲーテのB1をどうにかクリアしたところでした。
一般的に仕事につくにはC1が必要と言われています。もちろん英語でカバーできるポジションもあると思いますが、わたしにそのような英語力はない。
という理由からです。

結論から言うと、このようなわたしでも、ドイツでポジションを見つけることは可能でした。
ビザなし、ポンコツドイツ語力でも、書類審査のみで受け入れてもらうことができました。
しかし、いわゆるお給料をもらう仕事ではありません。
ボランティアです。

ドイツには、Bundesfreiwilligendienst(BFD)というボランティア制度があります。
こちらが公式サイト。

Startseite: Bundesfreiwilligendienst.de

Bundesamt für Familie und zivilgesellschaftliche Aufgabenという公的な機関が担当しています。
つまり、受け入れ先はわたしに給与を払ったり、ビザを手配する必要はないため、①のハードルがぐっと下がるわけです!

従事する期間は?

Für welchen Zeitraum muss ich mich verpflichten?

Die Regeldauer sind 12 Monate. Man kann den Dienst aber auch auf 6 Monate verkürzen oder auf 18 Monate verlängern, maximal möglich sind 24 Monate Dienstdauer.

12ヶ月が通常ですが、6ヶ月〜24ヶ月になる場合もあります。

お給料に関して

お給料は、Taschengeld(お小遣い)というのが貰えます。わたしのケースでは毎月300€ほどもらっていました。これは受け入れが確定したら送ってもらえる契約書に書いてあります。

Die Einsatzstellen entscheiden, wie hoch das Taschengeld ausfällt. Die Höchstgrenze liegt bei 426 Euro (Stand: 2021).

Berufskleidung, Unterkunft und Verpflegung können gestellt oder die Kosten ersetzt werden.

Bei den Sozialversicherungen ist der Bundesfreiwilligendienst einem Ausbildungsverhältnis gleichgestellt.

Die Beiträge für Renten-, Unfall-, Kranken-, Pflege- und Arbeitslosenversicherung zahlt die Einsatzstelle.

最高426€もらえるようです。

とても大事なことですが保険にも加入できます。ワーホリは自分で加入しなくてはいけませんので、そこだけがワーホリと比べたときのメリットかも。

これではぜんぜん暮らしていけませんよね。何ももらえないよりもマシなのですが。

この制度の唯一にして最大のデメリットが経済的な問題でしょう。

もちろん少し暮らしに慣れてきたら掛け持ちでバイトなんかをすることは可能だと思います。わたしは、平日8〜15時くらいで働いていたので、夕方〜夜の飲食店くらいならいけたかも。でもドイツ語の勉強もしたい!とかありますし、やっぱりある程度貯金を崩す覚悟がないと厳しいです。

希望の受け入れ先を探そう!

公式サイトのPlatz-/Einsatzstellensucheというところで、好きな都市を入力して、受入期間を検索することができます。分野は医療、保育、スポーツ、環境保護など多岐にわたっており、自分の興味のある分野でボランティアをすることができます。

受入機関によっては、Webサイト上で応募条件や、応募方法を確認できる場合がありますが、小さい受け入れ先は電話番号やメールアドレスしか書いていないこともあり、個人的に問い合わせる必要があります。電話に関してはドイツ語ができないとハードルが高いですよね。わたしは電話は旦那にお願いしました。電話がどうしても難しい場合はメールをしたためましょう。

応募しよう!

応募は基本的にメールで行います。
私が当時使ったメール本文を記載しておくので、参考になれば。

Sehr geehrte Damen und Herren(←担当者が分かる場合には名前を書きましょう),

im Anhang zu dieser E-Mail finden Sie meine Bewerbungsunterlagen für die Bundesfreiwilligendienststelle in Ihrem Klinikum.
Für Rückfragen stehe ich Ihnen jederzeit gerne zur Verfügung.

Mit freundlichen Grüßen,
名前

ここに、ドイツ語のMotivationsschreiben(志望動機)、Lebenslauf(履歴書)、Abschlusszeugnisse(大学などの卒業証明書)、ドイツ語知識の証明(ゲーテの合格証など)を添付して送信!
MotivationsschreibenやLebenslaufの書き方についてはもし需要があれば記事にしたいと思っています!

Abschlusszeugnisseは出身大学から取り寄せてドイツ語に翻訳してもらいました(翻訳証明もつけてもらった)。英語版も発行してもらえたのでそれで事足りたかもしれません。

わたしは数件の病院に上記のメールを送って、ミュンヘンの病院でボランティアとして受け入れてもらうことができました。
こんなメールでも、返信なし、ということはなく、お断りのメールもきちんと来ました。さすがドイツ!
お断りの理由の中には、最低でも「ドイツ語レベルB2が必要です。」というものもありました。やはり、ドイツ語できるにこしたことはない!そりゃそうだ…

BFDの受け入れ可否は、受け入れ開始の1〜2ヶ月前に決まるらしく、数ヶ月前に送ってもまだわかりません、と言われるのですが、予約枠は早い者順(それ以外の要素もあるかもしれませんが)に埋まっていくので、早めに応募したほうがいいと思われます。

ワーホリvsBFD

ワーホリとBFDどちらも欠点と利点があり、どちらがいいとは言い難いです。

ワーホリは、BFDに比べると手続きが楽で、行きたいときに割とすぐに行けるし、仕事も現地で好きなものを探せるし、経済面は見つけた仕事によっては悪くないかもしれません。

BFDは、渡独前に受け入れ先が決まっているので、なんとなく安心感があるし、公的な機関が運営しており保険にも加入できるのがいいところ。日本に帰国してまた転職活動ってことを考えるとワーホリよりもちょっと履歴書上の見栄えがいいかも(?)。でももらえるお金はとても少ないです。

お読みいただきありがとうございました。

自分にあった方法を選んでみてくださいね。

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