海外で日本の電話番号を使ってSMS認証をクリアしよう!状況別におすすめの格安SIM紹介

日本の電話番号
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動画でも説明しています!

海外在住でも日本の電話番号が必要?

海外で生活していると、住んでいる国の電話番号を取られる方がほとんどだと思います。

もちろん通信料金の問題もありますし、居住国のサービスを利用する際にも、その国の電話番号が必要になるからです。

そして、一時帰国の際には安いSIMを購入するか、ポケットWifiを利用。

でも、日本の電話番号が必要になることって結構ありますよね。

日本の電話番号が必要になる場面

SMS本人認証

特に日本のサービスを利用する場合に必要になる「本人確認」のためのSMS受信。

SNS、ポイントサイト、ネット銀行、Paypayなどなど、本人確認にSMS認証を導入するサービスが増えてきています。

殆どの場合SMSを受信するためには日本の電話番号が必要です。

これがハードルになって、日本のサービスを受けられないことがあります。

それ以外にも日本の番号を持っていることで、0120に電話を掛けるブラステルというサービスにも登録することができます。

海外で日本からのSMSを受信する方法

それでは、海外で日本からのSMSを受信するにはどうすればよいのでしょうか。

日本の番号を引き続き使用する

大手の通信業者と契約していれば海外でも問題なくSMSの送受信ができます。

au

海外のケータイともいつものSMSが使えます。

https://www.au.com/mobile/service/global/sms/

ドコモ

パケット通信のエリア外でも、通話が可能な国・地域であればご利用になれます(一部の国・地域を除く)。

https://www.docomo.ne.jp/service/world/roaming/content/sms/

ソフトバンク

日本国内にいる場合と同じ操作で送受信をご利用できます。

https://www.softbank.jp/support/faq/view/10776

しかし、毎月の通信費が割高。

ということで、SMS以外の機能はほぼ使わないのに、日本のキャリアを継続して使うのはちょっともったいないのです。

格安SIMと契約する

むしょこがおすすめするのはこちらの方法。

できるだけ毎月の固定費用が安い通信業者のSIMと契約する、です。

現在はデュアルSIM(2つ以上の電話番号を1つのデバイスで使用できる)機能のあるスマホも増えてきましたので、海外用のSIMと日本用のSIMを両方持つというやり方です。

格安SIMを選ぶときのポイントは、

海外でもSMSが受信できる(=国際ローミングが利用できる)通信会社、プランを選択する

です。

各社格安SIMの比較

日本通信SIMHISモバイルOCNモバイル楽天モバイル Povoについて比較してみました。

※情報は2023年7月時点でのものです。最新情報については各社公式サイトを参照してください。

表はスクロールできます!

初期手数料月額料金(最安値)通信量の追加国際ローミング海外から日本への通話料国内通話料住所確認eSIM対応180日ルール問い合わせ窓口
日本通信SIM初期手数料
3,300円
合理的プラン1GB シンプル290
290円
1GBあたり
220円。 最高100GBまで
追加可能。
マイページより
申込み
アメリカ→日本140円/分など30秒11円ありありおそらくなし電話、
メール、
チャット
HISモバイル事務手数料
3,300円
データ容量 自由自在290プラン
100MB未満で
290円(税込)
それ以上で550円(税込)
3GB 770円(税込)マイページより
申込み
アメリカ→日本140円/分などアプリ使用で
30秒11円
ありありなし電話、
メール
OCNモバイル初期手数料
3,000円(税込3,300円)
SIMカード手配料
394円(税込433.4円)
500MB/月コース
500円(税込550円)
なし電話で申し込みアメリカ→日本140円/分など30秒11円なしなしおそらくなし電話、
メール、
チャット
楽天モバイル なし3GBまで980円3GB超過後
~20GB
1,980円(税込2,178円
マイページより申込みアプリを利用した場合
無料になる場合が多い
アプリ使用で無料なしあり契約1回線目において、
一定期間以上回線の利用がない場合は、
利用停止
電話、
メール、
チャット
Povoなし0円から1GBあたり
390円等
利用不可利用不可30秒22円なしあり一定期間有料トッピングがない場合、
順次利用停止。
利用停止後30日の間に
有料トッピングの購入がない場合、
順次契約解除
電話、
メール、
チャット

上記の基本使用料に追加で、ユニバーサルサービス使用料2円がかかります。

ユニバーサルサービス料は、NTT東日本・西日本の加入電話・公衆電話・緊急通報(110番、118番、119番)・災害時用公衆電話の全国的な提供を維持するために必要な費用です。

https://nttdocomo-ssw.com/nssw/dhkr/ouchinetpress/communication/article150/

【状況別】おすすめの格安SIM

日本通信SIMかHISモバイルがおすすめな人

日本通信SIMかHISモバイルがおすすめな人は、

○海外に1年以上いる方

○近々一時帰国時の予定がある、又は住所確認のときにご家族に手伝ってもらえる人

です。

後述のように日本通信SIMとHISモバイルは申込みの際に郵送によって住所確認を行うためです。

日本通信SIMとHISモバイルはほとんど違いがありません…。

HISモバイルの申込みはこちらから↓

HISモバイル

データ容量追加の料金設定が日本通信SIMは1GBあたり220円、HISモバイルは3GBで770円という風に異なりますが、海外SIMをメインで使う方には影響ないと思います。

好みでえらんでよさそうだね。

後述する180日ルールに関して、公式HPで「行わない」と明言しているのはHISモバイルです。

楽天モバイルやPOVOのように、利用の有無によって自動的に解約になることはありません。

https://his-mobile.com/support/faq/00287

楽天モバイルがおすすめな人

楽天モバイル がおすすめな人は、

○一時帰国の予定がなくいますぐSMS認証を行う必要がある人

です。

「使わない月は無料」という優秀なプラン設定がなくなってしまい現在は月額980円と割高になってしまいました。

しかし、運転免許証さえあれば海外でも申し込みを完結でき、専用アプリを使えば海外でも通話料が無料になったり※、2GBまでなら海外でのデータ通信も無料というのはうれしいです。

※詳細条件は公式サイトを確認してください。

初期費用がないというのもうれしいね。

OCNモバイルがおすすめな人

OCNモバイルはこんな人におすすめです。

○日本に頻繁に一時帰国できる

○OCN光回線を実家で利用するなど、OCNモバイル割引を利用できる

月額自体は日本通信SIMやHISモバイルと比較して割高ですが、「OCN 光サービス」とセットで、月額利用料が、毎月200円(税込220円)割引となる「OCNモバイル割引」があります。

割引後の料金は300円(税込み330円)となります。

しかし、eSIMに非対応国際ローミング申込みが電話窓口のみで、日本に体がないと契約は難しいです。

Povoがおすすめな人

Povoがおすすめな人は、

○とにかく維持費を抑えたい

○一時帰国のときに使う分だけ支払いたい

◯180日に一回は課金を忘れない!

ただし、国際ローミングに対応していないため、海外では全く使用できない点には気をつけてください。

【追記】2020年7月20日より、海外ローミングサービスの提供が決まりました!

海外ローミング|基本料ゼロから始めるau回線のスマホプラン【公式】povo2.0
povo2.0 海外ローミングのご紹介ページです。povo2.0 でご利用中のスマホが、海外 160以上の国・地域でデータ通信可能!さらに音声通話・SMS は、いつもの番号で海外 200以上の国・地域で利用可能です。海外データトッピングを買...

使わない月は無料で日本の電話番号を維持できます。

ただし、後述する「180日ルール」があるため、180日に一回は有料トッピングすることを忘れないようにしましょう。

SMSの受信は基本的にどの通信会社も無料なので、SMS認証だけしていても180日ルールはクリアできません。

半年に一度一時帰国するのであればOKですが、そうでない場合は注意です。

最安値のトッピングはデータ使い放題(24時間)330円(税込み)。

これなんかを使うと良さそう。

海外で日本のSIMを契約する際の注意点

オンラインで申し込みが完結するか。

住所確認の有無

日本通信SIMやHISモバイルは、申込みの際に住所確認が必要です。

これは、申込みの数日後に郵送で届く書類によって住所を確認するもので、転送サービスを利用している方は利用できません

実家などの住所がある方は、ご家族に協力してもらえば可能ですが、それ以外の場合は一時帰国の際に申し込みする必要があります。

eSIM対応の有無

eSIMとは、従来のようにカード型のSIMではなく、デバイス内に登録する形で使えるようになるSIMのことです。eSIM対応していれば、体が海外にあっても使い始めることができます。

OCNモバイルは現時点ではeSIM対応していません。つまり、郵送でSIMカードを受け取る必要があります。

なので海外からの申込みは難しいです。

本人確認書類は免許証のみ使える

ほぼすべての通信会社が本人確認書類として、マイナンバーカードや住民票をあげていますが、海外に長期間住む場合、日本の住民票は抜いておく事が多いと思います。

パスポートは住所を確認するページがなく、海外在住者が利用できる本人確認書類は運転免許証のみです。

運転免許証が失効しているともちろん認証できないので注意しよう。

180日ルールの有無

180日間利用しないと自動的に解約されるシステムのことです。一時帰国時やたまにしかSMSを使わない場合は注意が必要。

楽天モバイルとPovoは、180日ルールが適用されます。

Povoの有料トッピングはネットで申し込みできるので、6ヶ月に1回は課金しましょう。

楽天モバイルは、利用さえすればOKなので、6ヶ月に1度は無料通話等を利用するのがいいでしょう。

これを行わないことを公言しているのはHISモバイルです。

月額料金はかかってしまうけど、安心して使えるね。

わたしはHISモバイルに乗り換えました

わたしは2022年の一時帰国時にHISモバイルと契約しました!一時帰国時にもSIMカードを変更したり新しく買ったりという手間がなく便利だなと思っています。

※2023年7月追記※Povoの海外ローミングサービス提供開始したのをいいことに、HISモバイルから乗り換えを検討しています…。でも楽天モバイルのようにいきなり有料になるかもしれないし、少し心配でもあります…。無料ってそういうところが怖いんですよね。

まとめ

海外在住者が日本の電話番号を海外で使う方法、SMS認証ができる格安SIMを紹介しました。

日本の電話番号を取得して、ストレスフリーに日本のサービスを使いましょう。

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