Grüß Gott!
Sato am Apparat.
(もしもし、佐藤と申しますが。)
Wie bitte?
Können Sie Ihren Namen buchstabieren?
(え?なんですって?
お名前の綴りを教えてもらえますか?)
日本人の名前は聞き取ってもらえない。
日本人にとってドイツ語の名前がわかりにくいように、日本語の名前はドイツ語を話す人にとっては非常に難解です。
著者の旧姓は日本では割とよくある名前なので、日本では聞き間違えられることはまずありませんでしたが、オーストリアではそうはいきません。
言う度に「えっ?」みたいな怪訝な顔をされました。
今回は、そんなときに相手に綴りをさっと伝えられる方法をご紹介します。
オーストリア式アルファベットの伝え方
それは、それぞれのアルファベットで始まるよくあるオーストリアの名前(や単語)を使って伝えるというものです。
たとえば上の例であれば、
Siegfried、Anton、Theodor、Otto.
のように(ドヤ顔で)回答します。
以下に全アルファベットの伝え方を記します。
A Anton | J Julius | S Siegfried |
Ä Ärger | K Konrad | ß scharfes s |
B Berta | L Ludwig | Sch Schule |
C Cäsar | M Martha | T Theodor |
CH Christine | N Nordpol | U Ulrich |
D Dora | O Otto | Ü Übel |
E Emil | Ö Österreich | V Viktor |
F Friedrich | P Paula | W Wilhelm |
G Gustav | Q ku | X Xaver |
H Heinrich | Qu Quelle | Y Ypsilon |
I Ida | R Richard | Z Zürich |
日本人にとっては名前自体がかなりエキゾチックなものが多いですよね。
自分の名前だけでも覚えておいて損はないと思います!
著者も自分の旧姓だけは丸暗記しておりました。
名前以外にも応用可能
名前以外でも、新しい単語を教えたり、単に単語が聞き取れず聞き返すときにも、日常的に使われています。
地域や人によって使われる単語に少々差があるようですが、とりあえず1パターン、覚えるようにしたいですよね。
意外にも情報がまとまったサイトがなく困った経験があったので、参考になれば幸いです。
コメント