2022年2月に第二子を出産しました
かなり遅くなってしまいましたが出産レポートを書きました。一人目もオーストリアで出産しましたが違う産院です。今回は近さを重視して地元の病院で出産しました。
39w5d 前駆陣痛
お腹が邪魔、便秘、頻尿、妊娠後期のマイナートラブルに苦しめられておりました。この日は午後からオットー、娘とお出かけをしました。(病院に入るために必要だったため、PCR検査をしに行っただけなのですが。)
そのあと私が尿意を催したためお洒落なカフェに行きました。笑
夜になると、前駆陣痛がありました。ここ最近毎日寝る前に痛みがあったので「またいつものね。」と思っていました。
娘がとにかく寝ず、頑張って寝かしつけを終え、私も寝ようとしますが、痛くて寝られません。
(これはもしや…)
オットーにすかさず、「痛くて寝られない」と報告。オットーもお産が近づいてきてから寝つきが悪くなっているようでした。
午前1時ごろ、多めの出血
トイレに行くと何と大量の(生理2日目くらい)出血がありました!
これにはびっくり、早速オットーが産院に電話してくれました。結果、生理くらいの出血であれば様子見で大丈夫とのこと。
とりあえず安堵しますが、おしるしにしては出血量が多い(多い日の生理の感じ)のが気になりました。心配になりネット検索すると、早期胎盤離脱、もしかしたら破水かも、怖い症状の名前が出てくる出てくる…
出血が止まらないので心配になり、さらにさっきからある痛みの感覚を測ってみたらもう10分おき!
これは病院に行ったほうがいい…そう思いました。とはいえ娘がいるため義母に来てもらう必要がありました。早速電話し、来てもらえることに。フットワーク軽くて助かります…
義母を待っている間、
シャワー浴びたほうがいいかな?
これからしばらく大変になるだろうし…
正直、「えっ今??」って思いましたが私はシャワーできる状況じゃないし、義母を待っているだけといえばそうなので、オットーさんシャワーへGO。何だか緊張感がほぐれました。。
義母到着。寝ている娘を任せて病院へ出発!
車で10分ほどの距離でしたがその間も陣痛が痛くてもがいてました。
病院到着
到着すると、今はコロナのため受付で必要用紙を記入する必要があるので、守衛の人に
用紙を記入してください。
と言われてしまいました。そう、コロナのせいで病院に入る際に健康問診票やらの記入が必要だったのです。その時痛みの波がきていたので用紙を記入しようとするも、ミミズみたいな字しか書けない…痛いし椅子に手をかけてうずくまる私。
オットーさんが議論するも、
許可がないと用紙なしでは入れられない。お産が始まったと判断されたら入れることができます。
とよくわからないことを言われ(お産が始まるってなんや)、もう私も必死で、
お産もう始まってます!
(えす、げーとしょーんろーす!!)
と叫ぶ。笑
そうすると、状況を察した親切な人が車椅子をもってきてくれて、車椅子に乗って産婦人科へ行くことができました。
妻がもうすぐ生まれるといっています。
扉が開き、ヘバメさんに今の状況を伝えました。
分娩室へ
今回案内されたのはちゃんとした分娩室でした。(一人目は検査室で生まれました↓)
内診してもらうとすでに子宮口5センチ!
痛みの間隔を図る余裕はもうなかったのですが、今回はすぐそばにヘバメさんがいてくれて、励ましてくれたり、褒めたりしてくれるのが心強かったです。オットーさんもお茶を入れてくれて時々飲ませてくれたので、一人ではないというのが心強く、頑張ろうと思いました。一人目のときは一人で戦った感じだったので。
ちなみに、この時に妊婦の方はPCR検査の検体を取ってもらい、陰性であればそのまま入院できます。オットーさんの立ち会いにはPCR検査の陰性証明が必要だったので、予定日が近づいてきたときにはこまめにPCR検査に行くようにしていました。
痛くなるとできるだけ深呼吸に集中するようにしました。そうするとあんまり叫ばなくても済む気がします。
「まだまだこんなもんじゃないはず!」と頑張って耐えていると…
ちょっと体勢変えましょうか。四つん這いになってみて、そうすると重力の力で赤ちゃんが降りてきやすくなるから
と言われ四つん這いになる私。
痛みの波がくるとベッドをぎゅーっと握って、膝を交互に揺らしながら深呼吸してなんとが耐える…
子宮口全開から出産まで
あっという間に子宮口が全開になり、
よく頑張ってますね。次の陣痛のときにいきんでもいいですよ!
と言われる。確かに何かが降りてきている感覚があり、娘のときと同様、便意に似た感覚だけど…
えっもういいの?
まだ娘のときみたいに叫んでないし、汗はかくけど吐いてもいないぞ…
とりあえずいきむ私。
2回目のいきみで、熱い塊をおまたに感じ、頭が出てきたんだとわかりましたが、そのまま陣痛が遠ざかってしまい、次の陣痛まで頭を股に挟んだまま待つことになってしまいました。
ちなみにこのときう○ちが出て、ヘバメさんがさっと処理してくれるのがわかりました…
しかし、我が息子、なんと自分から頭を出してくれました。股に違和感をかかえたままだったら相当辛かったと思います。なんて親孝行なやつ。
もう一回いきむと、息子が誕生しました。
今回は会陰が避けることもなかったので出産後のトイレも痛くないし、元気だったのが衝撃的でした。しかし安心したのもつかの間、後陣痛に苦しめられることに…。さらに産後一週間ほどで子宮脱になってしまいましたが。
経産婦のお産は早いというのは本当みたいで、病院についてから3時間弱で生まれてくれました。色々心配していましたが、とりあえず無事に出産できてよかった。頭を自分で出してくれたのには感謝しかないです。
ちなみに生まれた後のお祝い膳(お祝いゼンメル)はこちら↓(お祝いゼンメルってツイッターで教えてもらったのですがうますぎじゃないですか…)
産後の入院生活についてはYouTubeの動画をご覧ください!
三泊四日の入院生活については動画を作成しました。
夜勤の怖いヘバメさんにミルクの作り方を教えてもらおうとしたら(一人目完母だったので)「いつでも時間があると思わないでよ!」とキレられたのが若干トラウマです。
終わりに
二人目はお産の進みが速く一人目よりも安産でしたが、後陣痛や子宮脱、上の子のお世話など、生んだあとの大変さが一人目のときよりもずばぬけております。
もう体験することはないと思いますが、どんなお産にもドラマがあり、忘れることはない体験でした。
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