オーストリアといえば、ザッハトルテくらいしか知りませ〜ん。。
日本ではあまり有名ではありませんが、
ザッハトルテ以外にも、
オーストリアにはおいしいおやつがたくさんあるんです!
今回はモーンヌーデルの作り方についてご紹介します。
動画でのご紹介
Mohnnudelnとは
Mohn=ケシの実、ポピーシード
Nudeln=ヌードル、麺
ということで、直訳するとポピーシード麺となりますが、実際のところ麺はじゃがいもからできています。
麺と言ってもラーメンのように細長くはなく、ニョッキに似ています。
出来上がった麺に、ポピーシード、砂糖、バターを溶かしたものをからめていただきます。
材料
- じゃがいも 500g
- 卵黄 1個分
- バター 12g
- 小麦粉 60g
- (まとまらない場合 片栗粉 適量)
ポピーシードのソース
- バター 25g
- ポピーシード 大さじ2くらい
- 砂糖 大さじ2くらい
手順
①じゃがいもは皮付きのまま茹で、皮をむいておきます。
マッシャーで細かく潰します。
②卵黄、レンジで溶かしたバター、小麦粉を加えて、まとまるまでこねます。
(じゃがいもの水分量によって、小麦粉や片栗粉を足して調整します)
③打ち粉を使いながら成形します。動画のように、まずは棒状に成形し、それを小さいかけらに分けて、それぞれを細長く成形すると簡単です。
④少し塩(分量外)を入れた水を沸騰させ、5分ほどゆでます。水面にぷくぷくと浮かんできたら、出来上がりのサインです。ザルに上げて水を切ります。
⑤ポピーシードのソースを用意します。バター、砂糖をフライパンに入れ火にかけ、溶かしていきます。バターが溶けたら、ポピーシードを加えます。
⑥④に⑤のソースをかけて、あたたかいうちに、いただきます!
粉砂糖(分量外)を振りかけて甘さを調整します。
甘くてもちもち!
おいしい♥
Mohnnudel以外にも、まだまだ知られていない
おいしいスイーツがたくさんあるので、
これから紹介していけたらと思います!!
芥子の実はどこで手に入る?
芥子の実は、Amazonや富澤商店で手に入るようです!
Mohnnudelnこぼれ話
Mohnnudelnの麺自体は、Schupfnudelnという風に言われることもあり、こちらはザワークラウトに添えたり、甘いものではなく塩辛い味付けで食べられることもあります。
イタリアのニョッキに姿形が似ていますが、Nudelnの語源もニョッキの語源も同じようです。
17世紀にじゃがいもが導入される前は、小麦粉やスペルト小麦を用いて作られていたそうです。
ぜひつくってみてくださいね。
ポピーシードは手に入りにくいと思いますが、
風味はゴマに似ているので、黒すりゴマで代用してもいいかな、と思います。
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