海外在住の皆さま、Paypal使ってますか?
アカウントをお持ちの皆さまも多いのではと思います。なぜなら、、
Paypalならメールアドレスさえあればアカウント開設できる!
Paypalはメールアドレスさえあればアカウントを作成することができます。
なお、個人アカウント(パーソナル)で、1回あたり10万円以上の受け取り、銀行口座でのお支払いをご希望の場合は、本人確認手続きが必要です。
日本用と海外用で別々のメールアドレスを使えば、2つのアカウントを所持することができます。
ちなみにわたしは電話番号も日本のものとオーストリアのもので紐付けています。日本の電話番号を入手する方法はこちら↓
海外で銀行口座を開設する場合、電話番号や海外住所などが必要で、さらにビデオ通話による本人確認などが必要になる事が多いですよね。
Paypalはそのような面倒な手続きなくすぐに利用開始できるのが何よりの長所ですよね。
Paypalアカウントを2つ作って自分の口座に入金する!
可能です!今回の記事では具体的なやり方について説明します。
それでは、やってみましょう!
日本円をユーロにして、日本のアカウントからオーストリアのアカウントに送金してみます。
今回は、送金先などの間違いを防ぐため、送金する側へ「請求」をしてから、送金する方法を紹介します。

ダイレクトに送金することももちろん可能です。
オーストリアアカウント側(受け取り手)での操作
オーストリアアカウントと紐付けている、Paypalアプリを起動します。
アプリダウンロードはこちら↓

トップ画面の下の方に表示されている、「Anfordern」を選択します。

日本のPaypalアカウントに使用しているメールアドレスを入力します。ユーザー名でもOKです。

宛先を決めたら、金額を入力して「Weiter(次へ)」をタップします。

「jetzt anfordern(今すぐに要求する)」を選択します。

〇〇から■■ユーロを請求しましたよ、というメッセージがでるので、「fertig」で終了します。

日本側アカウント(送金する側)での操作
日本側のPaypalアカウントに設定したメールアドレス宛にメールが届いています。
「今すぐ支払う」をクリックして、支払画面に移動します。または、Paypalにログインして、請求画面を表示させて選択してもよいです。

「個人間の支払い」と「商品またはサービスに対する支払い」のどちらかを選択します。
わたしは今回理由があり「商品またはサービス」を選択しました。

なぜ「商品またはサービスに対する支払い」を選択したのか?
Paypalを使って個人間送金をする場合、銀行口座を用いた送金しかできません。
また、以下の銀行でのみ可能となっています(2022年12月現在)
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- 三菱UFJ銀行
- みずほ銀行
わたしはこれらの銀行口座を所持していないため、「個人間送金」は選択できませんでした。
なお、カスタマーサポートに聞いてみたところ、本来の目的は個人間送金ですが、「商品またはサービス」を選んでも、特に問題はないとのこと。
ただし、商用利用の場合は取引を一時的に保留し取引調査が行う可能性があるとのことでした。
商用利用で入金する場合は場合によって取引を一時的に保留し取引調査が行う可能性がございます。(100%ではないと存じますが可能性がございます。)
他のデメリットがないと存じますのでご参考のほどお願い申し上げます。
paypalカスタマーサポート
これが取引調査!?
初めての送金だったこともあり、実際に取引調査の対象になったようです。
入金されたはずのお金が…
オーストリアアカウントを紐付けているPaypalアプリの方には、「入金されましたよ!」のメッセージが。
しかし…


94,26ユーロ!?
減ってる…
手数料が5,74ユーロかかってしまったようです。ありゃ。
さらにさらに、オーストリアアカウントのメールアドレス宛に以下のようなメールが届いていました。

「保留」されてる!?
ということで、入金されたのはいいものの、自分のお金としてはまだ使えないようです。
メールには21日後には解除されるというふうに書いてありますので、待ちましょう。
待つこと3週間!保留解除されました
かっちり3週間後に以下のメールが。
「お金、使えますよ」という主旨が書いてあります。

実際にオーストリアアカウントと紐付けているPaypalアプリを見てみると、Paypalクレジットとして94,26ユーロが入金されていました!

Paypalは便利!だけど手数料が高い。
Paypalは手軽に利用することができますが、今回の例では5,74ユーロの手数料がかかってしまいました。
以下の記事でも紹介したとおり、Paypalは他の送金サービスと比較しても手数料がやや高くなっています。
Paypalと他の送金サービスを比較
日本円での送金額別に手数料を比較しました。
送金額 | Revolut | WISE | Paypal |
10,000 | 0 | 150 | 899 |
100,000 | 0 | 794 | 4499 |
200,000 | 0 | 1508 | 8499 |
500,000 | 0 | 3653 | 20499 |
1,000,000 | 500 | 7227 | 400499 |
備考 | 月一回を仮定、イギリス平日の場合 両替手数料:1ヶ月の両替額が£5,000未満なら無料 1ヶ月の両替額が£5,000を超えていれば、100,000円×0.5%=500円の手数料 送金にかかる手数料:無料 | https://wise.com/で換算 | 個人間送金の場合、送金手数料が499円 通貨換算手数料 4% 100,000円×4%=4000円の手数 |
むしょこのおすすめ送金サービス
手数料を安く抑えて海外送金するなら、Revolut(レボリュート)かWISEがおすすめです。
個人的によく利用しているのはWISEです。
おわりに
今回の記事では「Paypalを使って自分から自分へ送金(日本円→ユーロ)する方法」について説明しました。
お得な方法を使って手数料をできるだけ安く済ませましょう!!
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